(高島屋)日本橋再開発事業が「2020年度グッドデザイン・ベスト100」を受賞

2020/10/01 3:52 pm

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2019年に全体竣工した「日本橋二丁目地区第一種市街地再開発事業」が、公益財団法人日本デザイン振興会主催の「2020年グッドデザイン賞」の「街区・地域部門」において、本日、2020年度グッドデザイン・ベスト100を受賞しました。本事業は、重要文化財である高島屋日本橋店を保存活用することを核とし、日本橋の伝統と文化を受け継ぎながら、日本橋全体のさらなる賑わいの形成に寄与するプロジェクトです。高島屋日本橋店のリニューアルに加え、最新のBCP性能を備えたオフィスと新・都市型ショッピングセンター「日本橋高島屋S.C.」を主要用途とする、大規模複合ビル2棟と、ガラスの大屋根をかけた路面店舗が立ち並ぶ歩行者専用道路(日本橋ガレリア)を一体的に整備し、訪れる多くの方々を惹きつける、魅力と活気にあふれた日本橋の再生を行いました。

<受賞対象>

  • プロジェクト名:市街地開発・都市計画・公共施設整備[日本橋二丁目地区プロジェクト:A街区・B街区・C街区・D街区・日本橋ガレリア]
  • 受賞カテゴリー:街区・地域開発

<デザインのポイント>

  • 高島屋本館の重要文化財指定の際に評価された増築の過程を分析し、現在的解釈を加えて他街区を整備、連続
    する街並へと拡張した。
  • 新旧の建物間の道路を歩行者専用道路に変え、重要文化財と呼応する軽やかなガラス大庇をかけ、楽しく歩けるガレリア空間とした。
  • 日本橋ガレリアを核とし、駅前広場・地下区道・街角広場・屋上庭園などで公共的で立体的な街区間の回遊と、様々な人の居場所を実現した。

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