オンワード、ZOZOと協業しネット完結のオーダーサービス

2020/07/17 10:53 am

オンワードグループのオンワードパーソナルスタイルは、オーダーメイドブランド「KASHIYAMA(カシヤマ)」でファッション通販サイト「ZOZOTOWN」と協業した新サービスを始める。8月下旬から、オンラインで完結するオーダーメイドセットアップアイテムを販売する。また新型コロナウイルス感染症の影響でECサイトの需要が高まることから、今回のコラボレーションを機に11ブランド13ショップを8月下旬に出店する。

ZOZOが展開するサービス「マルチサイズ」を用いる。このサービスは、100万件以上の体型データを活用することで、身長と体重を選択するだけで簡単に自分に合ったサイズのアイテムが注文できる。今回はジャケット73サイズ、パンツ128サイズの中から自分に合ったサイズが自動的にお勧めされる。メンズでは148~197センチ、体重41~115キログラムのサイズに対応し、ウィメンズでも同等のサイズレベルで現在調整している。

価格帯は、税込み1万3200~3万800円。商品はメンズでジャケット4種類とパンツ4種類、ウィメンズでジャケット8種類、パンツ6種類、スカート4種類、ワンピース2種類を展開する。

オンワードパーソナルスタイルでは、余剰在庫を生まないビジネスモデルはこの先拡大すると予測し、現在カシヤマで展開しているウィメンズのシューズをはじめ、新規アイテムの開発・販売も計画している。今回の新たなビジネスモデルによって、5年後には100億円規模の売上を目指すという。

 

また、新型コロナの影響により、消費者のECサービスへのニーズはさらに高まると見込み、今回のコラボレーションを機に、ZOZOTOWNの顧客との親和性の高いオンワードグループの11ブランド13ショップの出店を、同じく8月下旬よりスタートする。

出店するのは「J.プレス」、「ジョゼフ」、「トッカ」、「ポール・スミス ウィメン」、「エニィスィス」、「エニィファム」、「フェルゥ」、「シェアパーク」、「L size ONWARD」、「S size ONWARD」、「グレースコンチネンタル」、「ティアクラッセ」、「シュット! インティメイツ」の11ブランド13ショップ。

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