青葉台東急スクエア、食品ロスに取り組む「KURADASHI」のポップアップ開設

2022/03/03 5:00 am

東急モールズデベロップメントが運営する地域密着型商業施設「青葉台東急スクエア」は3月8日~16日までの期間限定で社会貢献型ショッピングサイト「KURADASHI」を運営するクラダシのPOPUP SHOPを開設する。

まだ食べられるのに廃棄される食品の無駄を削減することは日本だけでなく世界共通の課題となっている。農林水産省および環境省は食品ロス量570万トンのうち食品関連事業者から発生する事業系食品ロス量は309万トンに上る推計値を発表している。東急モールズデベロップメントとしても商業施設運営会社として食品ロス削減に関する取組みを強めており、その一環として「たまプラーザテラス」では飲食店舗で売れ残り、廃棄しなければならない食品を同施設で働く従業員を対象に販売する取組みを実施している。20年11月には営業終了後食品ロスとなった食品を買い取り、臨時販売所においてお手頃価格で販売する実証実験を実施。21年8月からは通信アプリ「LINE」のオープンチャット機能を活用して、従業員に食品ロスの商品を案内し、参加店舗においてお手頃価格で提供する「MOTTAINAI テラス」を実験中。

今回POPUP SHOPを開設するクラダシは食品の賞味期限の切迫や季節商品、パッケージの汚れやキズ、自然災害による被害などの要因で消費可能でありながら通常の流通ルートでの販売が困難な商品を買い取り、社会貢献型ショッピンサイト・KURADASHIで販売することで食品ロスの削減に取組んでいる企業。POPUP SHOPはSouth-1 本館1階アトリウムで開かれ、菓子・調味料・飲料などの食品だけでなく、化粧品や日用品も取り扱う。

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