ららぽーとEXPOCITYが大改装 フードコートも一新
2022/03/01 5:00 am
大阪モノレール駅・万博公園駅近くに2015年11月に開業した「三井ショッピングパークパーク ららぽーと EXPOCITY」が開業以来初の大規模リニューアルに踏み切り、3月24日から新規・改装合わせて36店舗(新店25店舗、改装11店舗)を順次オープンを進め、1階の「光の広場」に大型デジタル懸垂幕を導入し、フードコートも大規模改修を行う。
開業して以来7年目となる今回の初の大規模改装では“「遊ぶ、学ぶ、見つける」楽しさをひとつに!”をテーマに、多様なニーズを満たすショッピングモールへとパワーアップすることが主眼。その大規模改装のポイントとなる新店・改装店舗については36店舗が対象となり、開業以来初の店舗入れ替えとなる3階フードコート「フード パビリオン」には韓国の家庭料理を定食スタイルで楽しめる「VEGEGO」、かつ丼専門店の「北新地とんかつ エベ」、台湾美食の「台湾甜商店」、「1ポンドのステーキハンバーグ タケル」など新規8店舗がオープン。これに加え、フードコートに訪れる顧客を迎える入口付近にポップアップショップゾーン「EXPO MARKET」、中央部にキッズスペースを加えた「FAMILY ZONE」を新設。さらに団体での利用が可能なスペース「LA LA LOUNGE」やくつろいで食事ができる「PREMIUM LOUNGE」も開設する。
フードコート以外にはヴィンテージクローズショップの「ANTIQUL TURE」、ABC-MARTのレディースシューズセレクトショップ「Charlotte」、アメリカ・ポートランド発のフットウェアブランドの「KEEN GARAGE」、「コーチ」など17の新店舗が登場する。改装店舗については「ABC-MART GRAND STAGE」、「エメフィール」、「グラニフ」、「トミー ヒルフィガー」など11店舗。
改装の2つ目のポイントは、大型デジタル懸垂幕と約80台デジタルサイネージの導入。1階の光の広場に縦7・5メートル×横1.9メートルの大型デジタル懸垂幕2枚導入。全館各所に約80台新設されるデジタルサイネージと連動し、店舗・イベント情報などを発信。フードコート内大型デジタルサイネージからは万博記念公園やガンバ大阪などの周辺エリア情報や産官学連携の取組みを中心に紹介する。
改装の3つ目のポイントは、新たな来館価値創出に向けた産官学連携のさらなる推進。大阪大学発のベンチャー企業HULIXと協業し、来館者・従業員満足度の向上、安心・安全の向上、次世代型施設運営の推進のため、EXPOCITY館内の人・空間の動きを一括で把握・管理できる「次世代人流管理システム(ひとなび)を導入。21年度末までにEXPOCITYの全エントランスに導入し、22年度以降にフードコートなど館内の主要なエリアに導入範囲を拡大する予定。加えて開業以来、吹田市の情報発信拠点となってきた「インフォレストすいた」は食・美容・アート・スポーツ・あそびなどの様々なジャンルに力を注ぐ人材を介し、吹田の魅力を体験・体感できる場所として進化させる。こどもが楽しめるイベントやファミリーで話題にできるような体験など多彩な企画を実施していく計画。