マイバッグでサステナブル提案 東武百貨店

2020/03/16 2:52 pm

東武百貨店は6月下旬をめどにプラスチック製買い物袋と紙製手提げ袋を環境に配慮した素材に変更し有料化する。同時にマイバッグキャンペーンを実施している。

 

 

東武百貨店では「地球を大切に」をキーメッセージに、サステナブルな活動に取り組み、身近なサステナブルを提案していく。6月下旬から買い物袋を有料化し、ごみの減量化を図る。プラスチック製買い物袋(3種)は、1枚3円(税込)。石油由来100%から持続的に再生可能なバイオマスを30%配合した素材に変更することで、「CO2排出の削減」、「石油資源の節約」などの効果を得る。紙製手提げ袋(3種12型)は、1枚5円(税込)とする。環境に配慮し適切に管理されているFSC(森林管理協議会)認証林の原材料から作られた紙を採用する。加えて2019年3月7日からすでに有料化している「重量品用手提げ袋」に加え、「特選手提げ袋」も1枚10円(税込)とする。

 

▲バイオマスを30%配合したプラスチック製買い物袋

▲環境に配慮した紙製手提げ袋

▲3月7日から有料化した重量品用手提げ袋

 

 

3月5日からは池袋本店と船橋店で、マイバッグを推進する「マイバッグキャンペーン」を開始。メッセージポスターの作成やマイバッグの販売を通して消費者に周知していく。

 

▲6 階リビング売場と男性向けのバッグ

▲1 階 婦人服飾雑貨売場

▲マイバッグ自動販売機

池袋本店では常設売場を2カ所、マイバッグ自動販売機、ポップアップ売場4カ所、その他約50店舗でマイバッグを展開する。船橋店では常設売場1カ所設けた。池袋本店では12日までの8日間で、約1000点のマイバッグが売れた。バッグの上部にファスナーが付いていて、畳んだときに小さくなるものや、買い物カゴにセットできるようなLサイズのものが売れ筋。今後は男性向けにも焦点をあて展開していく。

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