日吉東急アベニュー、食品フロアを「東急フードショー」に
2021/04/05 11:16 am
日吉東急アベニューは22日、1階の食品フロアを「日吉 東急フードショー」に改装オープンする。現在のデイリーマートゾーンを、東急百貨店と東急ストアが共同でマーチャンダイジングとマーケティングを行うグロッサリー売場と、生鮮食品ゾーンで構成する「THE MARKET PLUS(ザ マーケット プラス)」に刷新。若年層や単身世帯を対象に、「個食・簡便・即食」や値頃感のある商品を展開する。
東急百貨店と東急ストアが共同でマーチャンダイジングを行う「MD融合展開」は、東急百貨店が持つ専門性、希少性の高い商品と、東急ストアが持つ幅広い品揃えを地域客のニーズに沿って柔軟に組み合わせたもの。2018年11月に青葉台東急スクエアの食品フロアでスタートし、今回が2店舗目となる。青葉台では両社のMDを融合展開することで全ての年代の客数が増加するなど、幅広い層から好評を博している。
日吉 東急フードショーではこのMD融合展開をフロアの核に据える。品揃え面ではカテゴリーごとに「国産」、「銘店」、「有機」、「健康」など切り口を明確にして展開。百貨店ならではの特長を備えた、こだわりの品を用意する。 価格面では、ナショナルブランドは市場の実勢価格を参考にして値頃感を演出する。さらに売場や通路を整理して見通しを良くし、快適に買い回りができる売場環境へ変更する。
東急グループは、日吉エリアをさらなる成長や発展が見込める重点エリアと位置付け、事業機会創出に取り組んでいる。今回のリニューアルでさらなる沿線価値、生活価値の向上を目指す。