シュゼット「アンリ・シャルパンティエ―ハナレ―」JR京都伊勢丹に1号店
2020/03/10 6:00 am
シュゼット・ホールディングスは2月25日、ジェイアール京都伊勢丹の地下1階に、京都の職人文化や技術、知恵を発信する「アンリ・シャルパンティエ―ハナレ―」の1号店をオープンした。世界的なショコラティエである垣本晃宏氏と「アンリ・シャルパンティエ」が協業し、京都の文化とチョコレートを掛け合わせた魅力を発信する「京都御所南チョコレート研究所」と、日本最高位の茶師、6代目東源兵衛氏が特別にセレクトした抹茶を使った菓子を提供する「天峰」の2ブランドが入る。
京都御所南チョコレート研究所は、京都生まれの世界的ショコラティエ、垣本晃宏氏とアンリ・シャルパンティエによって19年9月に生まれた。京都御所南地区で開催していた研究会から誕生したブランドで、常設店は今回が初。
京都御所南チョコレート研究所「京都さんかくショコラサンド」(8個入で1300円)は、程よいビター感とローストしたカカオの香ばしさが特徴のチョコを生地とクリームに使用。パイ生地のほろりとした軽やかな食感と、チョコクリームの組み合わせが楽しめる。
天峰は、創業180年を超える宇治茶の老舗「放香堂」の茶師、東源兵衛氏がシュゼットのためにセレクトしたオリジナル抹茶「天峰」を使った菓子を扱う。今回のオープンに合わせてブランドをスタートした。
アンリ・シャルパンティエの代表商品であるフィナンシェと合わせた「抹茶フィナンシェ」(10個入で2000円)や、深みのある抹茶の香りのクリームをほろほろとした食感の抹茶クッキー生地で包んだ「抹茶クリームサンドクッキー」(6個入で900円)などを揃える。
売場は既存のアンリ・シャルパンティエのショップと離れたところに出店。オープン後は「アンリ・シャルパンティエの中でも他にはない限定ショップだから」と多くの客が訪れるなど、好評を博しているという。