J.フロント、同性パートナーシップ規則を制定 ダイバーシティ推進
2021/03/23 6:04 pm
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J.フロントリテイリング
J.フロントリテイリンググループは就業諸規則の一部を改定し、「同性パートナーシップ規則」の制定と「性別移行支援休暇」の新設を行った。同性パートナーシップ規則では、同性のパートナーについて会社指定の手続きを行うことで婚姻に相当する関係(同性パートナーシップ)として認定され、婚姻や配偶者に適応される就業規則などが適応の対象となる。性別移行支援休暇は、性同一性障害の従業員についてホルモン治療や性別適合手術または術前術後の診察のため休務する場合に必要な日数について、直近2年間に失効した年次有給休暇を取得できるようにする。
同グループは「くらしの『あたらしい幸せ』を発明する。」というグループビジョンの実現に向けて、ダイバーシティの推進を重要課題の1つに定めている。これまではグループ経営層や各事業会社の人事部門責任者を対象にした、LGBTの研修を実施していた。今後はより多くの従業員を対象とした、eラーニング研修や社内啓発活動も予定する。