JR京都伊勢丹 化粧品改装第2弾 メイクアップ強化 新規に4ブランド導入
2020/02/18 7:00 am
ジェイアール京都伊勢丹は5日、昨年12月に続き2階の化粧品売場を新装した。メイクアップの品揃えを拡充し、新規に「アディクション」、「ナーズ」、「トム フォード ビューティ」、「スック」が登場。既存の「RMK」、「シュウ ウエムラ」、「スリー」、「ボビイ ブラウン」、「M・A・C」も一新した。一連の改装で売場面積は約2倍に、ブランドの数も23から40に増加。髙島屋京都店や大丸京都店ら同業他社に対する競争力を高めた。
化粧品売場のリニューアルは2段階で実施。昨年12月4日には、「トゥー フェイスド」など9ブランドを加えるとともに、既存の13ブランドを刷新。特に、スキンケアや美容機器の品揃えを強化した。ブランドのラインナップを充実させるだけでなく、接客の環境も整備。「ポーラ」や「ファンケル」をはじめ、多くのブランドがカウンセリングに力を入れ、施術などに使えるキャビンも増やした。
ジェイアール京都伊勢丹は数年来、大規模改装を推し進めてきた。2008年12月には地下1階の食料品売場を約2000平米広げ、19年5月には4階の婦人服売場に「お客様の要望や関心事に寄り添い、毎日を豊かにする衣料品や雑貨」(ジェイアール京都伊勢丹)を展開。19年8月には3階の婦人靴や婦人鞄の面積を京都地区最大級に広げ、5階には「京都」をコンセプトに最旬から伝統まで揃える婦人服売場を構築した。19年10月には3階のアクセサリー、11月には1~3階のインターナショナルブティック12月には化粧品売場を一新。アクセサリーはブライダル関連を充実させ、インターナショナルブランドは増床してラインナップを強化した。2020年2月は他に2階の婦人雑貨、3階などをリニューアル。26日にグランドオープンを迎える。